こんにちは!司法書士の髙山です。朝から便座を敷きわすれて、便器に落ちそうになりテンションが下がってます😞気を改めまして今回は、情報商材や副業サイトに個人情報を入力して登録をしたが、ネットでその口コミなどを見ていたら怪しい、詐欺かもしれないと思いなおし、手続きを中断したいと思っている段階での相談を受けることがよくあるのでそのことについてです😕
無視していいのか?
登録をしただけで、相手と電話などで契約を結ぶなどの話をしていない段階であれば問題ないでしょう。逆にここできた連絡に対応してしまうと、業者の熱烈な勧誘がはじまるなど面倒な展開になってしまうでしょう。
さて少し問題になるのは、電話などで情報商材を買う、副業をやるというような話はしたがお金をまだ払っていない段階で支払い請求を無視して大丈夫なのかということについてです。つまり支払いを拒否できるのかという問題です。情報商材を例にとってみますと、法律上は、「売ります」、「買います」というやりとりで、申込みと承諾のそれぞれの意思表示があり、売買契約は締結は成立し、代金支払い義務が発生していると言えます。しかし、悪質な情報商材であるなら、その過程に問題があるかと思いますので消費者契約法、特定商取引法などを根拠にその売買契約が取り消せるものになっています。なのでものの順序としては、お金を払う前に売買契約を取り消すと伝えてキャンセルするのがいいのでしょうが、これはまどろっこしすぎるので無視してしまえば大丈夫かと思います。中途半端にキャンセルするような連絡を入れると、悪質業者は「もう契約が成立している」、「準備に費用がかかっているからその分は払ってもらう」など言ってくる可能性があります。無視してしまえば、まだこの段階ではそこまで業者も必要に追ってはこないでしょう。個人情報が知られているので心配と思う方がいると思いますが、こういった業者間で情報が共有されて類似の業者から勧誘の電話が頻繁にかかってくるようになるくらいで実害はないでしょう。稀に悪質性が極めて高い業者だと代金を払ってきたり、情報商材のもの(PDFファイルなど)によっては、勝手に送りつけてきた商品代を請求してくるケースがあるかもしれません。こうなってしまった場合は、弁護士や司法書士などの専門家あるいは、警察に相談するのがいいでしょう。
詐欺的な情報商材を購入してしまって返金させたい場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。
詐欺的なことをする業者に個人情報を知られてしまっていると心配になりますよね😞しかし、過剰に心配する必要はないです😊できる悪用などたかが知れてます。今回はこんなところで。ほなまたの機会にー。皆様も便座の敷きわすれにご注意ください。
