LINEで副業勧誘されたら危険信号/それは副業詐欺かも?LINE副業詐欺の実体

こんにちは!司法書士の髙山です!アイスクリームを大量に食してトイレとランデブーの日々が続いております😓さてさて、気を取りなして本題です。
「LINEで“スマホ副業”って勧誘されたけど、これって大丈夫…?」、「本当に稼げるならやってみたいけど、詐欺だったら怖いな…」近年、「副業紹介」を名目にLINEで勧誘し、高額な情報商材やサポート費用を請求してくる詐欺が激増しています。そして、多くの人が「自分が詐欺に遭うとは思わなかった」と口をそろえて言います。また詐欺にあったことに気がつかない人もいます。今回は、LINEでの副業勧誘がなぜ危険なのか、どんな手口が使われているのか、そして騙されてしまった場合にどう解決(返金請求)を進めるべきかを、司法書士の立場から徹底的に解説したいと思います。

LINE副業詐欺とは?|急増するその手口とは

SNSの普及により、詐欺グループはこれまで以上に個人へダイレクトに接触できるようになりました。LINEは、メールに代わり、大半の人が使っているかと思います。簡単にメッセージを送れる手軽さを利用して、「副業を紹介したい」という名目で巧妙に誘導してくるケースが増えています。
よくある勧誘のメッセージとしては、
• 「簡単に月5万円〜30万円稼げる副業、紹介できます!」
• 「在宅OK・スマホで完結!初心者でも安心!」
• 「特別なルートだから紹介できるのは今だけ」
これらは一見すると魅力的に見えますが、そのほとんどが詐欺的な商法であり、最終的に高額な「情報商材」や「サポート費用」を請求される構造になっています。

こんなLINEは要注意!詐欺によくある誘導パターン

副業詐欺業者は“会話の流れ”でじわじわと信頼を作り、最終的に支払いに誘導します。以下のような流れがあれば、副業詐欺の可能性が極めて高いです。
・知人やSNSで繋がった相手からLINEが来る→ 「稼げる副業あるんだけど興味ある?」と持ちかけてくる
・副業に必要な初期費用を案内される→ 「稼ぐにはサポート付きで●万円必要」、「教材費として●円」など
・今すぐ支払えば優遇されると焦らせてくる→ 「先着●名だけ特別価格!」、「本日中に決済すれば…」
・連絡先を途中で変えられる/業者に引き継がれる→ 勧誘者から急に“担当者”と名乗る別人が現れる
・支払い後は放置、もしくは内容がスカスカ→ まともな教材も届かず、問い合わせも無視される

実際の被害事例|支払った金額と返金の流れ

事例①:LINEで紹介された「スマホ副業」詐欺(20代女性)
初期費用15万円で「稼げるマニュアル」が届くと言われ、振込が、届いたのはPDFファイル1枚と「ご自身で拡散してください」という内容だけでした。その後、連絡が取れなくなる→内容証明+交渉で全額返金に成功。

事例②:「紹介者」と「業者」がグルだったケース(30代男性)
LINEで知人から紹介された副業をはじめる。サポート費用として25万円を支払いました。「担当者」が現れ、軽くレクチャーを受けるがその後はLINEも電話も無視される。→内容証明+交渉で20万円の返金に成功。

騙されても泣き寝入りしないために

多くの人が被害後に「自分が悪いんじゃないか」と自責してしまいます。が、そんなことはありません。自分のやり方が悪いだけで詐欺ではないのかもと諦めてしまうこともあるようです。ですが、法的には誇大広告や説明義務違反があれば、詐欺や不当利得として返金請求が可能です。返金を叶えるために大切なことは、LINE・DMなどの会話履歴は削除しないでおくこと、支払いの明細や振込履歴を保管しておくこと、契約ページや広告のスクリーンショットをとっておくことです。これらは、返金交渉や法的請求の際に必要な証拠になります。

副業詐欺で返金できる可能性のあるケースとは?

以下のような特徴がある場合は、返金できる可能性が高いです。
・「誰でも必ず稼げる」と断言されていた
・実際に稼げる仕組みが存在していなかった
・サポートが提供されなかった/連絡が取れなくなった
・クーリングオフ制度の説明がなかった
・消費者契約法に反する誤認を誘う表示があった
詐欺的手法で契約した場合、「契約した=自己責任」ではなく、返金請求の対象になります。

司法書士に相談するメリットと対応範囲

被害額が140万円以下であれば、司法書士に依頼することで弁護士と同等に法的な対応が可能です。特に副業詐欺や情報商材詐欺のようなトラブルは、司法書士でも次のような手続きに対応できます。
✅司法書士ができること
• LINE、DM履歴や契約書などの精査と法的分析
・内容証明郵便による返金請求通知の送付
・相手との任意交渉(いわゆる示談交渉)
✅司法書士のメリットに依頼するメリット
・弁護士より費用が抑えられるケースが多い
・特定の詐欺分野に特化している司法書士もいる(ワタクシなど)
・スピード対応ができる(即日通知も可)
このへんの話は、こちらの記事も参照ください。“弁護士じゃないとダメ”は誤解です!司法書士でも対応できる副業詐欺・情報商材詐欺被害

「怪しい」と思ったらすぐ動こう

LINEでの副業勧誘は、手口がどんどん巧妙化しています。でも、どれだけ巧妙でも、返金できる可能性は必ずあります。“LINEで副業に誘われた”、“お金を払ってしまったが稼げる気配がまったくない”、“連絡がとれず不安だけが残っている”どのような状況であっても返金の可能性はあります。できるだけ早く行動をおこしましょう。

今回は、こんなところでほなっ!皆様もアイスの大食いには、お気をつけくださいませ。ワタシはトイレに駆け込みたいと思います。

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