こんにちは!司法書士の髙山です!ゴールデンウィークが終わりこざかしい日々が再びはじまっております😓さてさて😕「マッチングアプリで知り合った相手から、副業や投資の話を持ちかけられた」「最初は恋愛目的だと思っていたのに、途中から“稼げる話”を勧められた」──こうした相談はここ数年で爆増しています。マッチングアプリは本来、恋愛や出会いのためのサービスです。しかし、その“信頼関係を築きやすい”という特徴を利用し、副業や投資への勧誘が行われるケースが後を絶ちません。今回は、マッチングアプリ経由で増えている「稼げる話」のトラブルと、その対処法について、司法書士の視点から解説します。
なぜマッチングアプリが勧誘に使われるのか
マッチングアプリ経由の副業・投資トラブルが増えている理由は非常にシンプルです。人は、見知らぬ人よりも、“好意を持った相手”を信用しやすいからです。
最初から副業の話をすると警戒されますが、恋愛感情や親近感が生まれた後であれば、心理的なハードルが一気に下がります。そのため、マッチングアプリは勧誘の入口として非常に利用されやすいのです。
「この人はいい人だという」という感情が、判断を鈍らせます。
最初は恋愛目的に見えることが多い
実際の相談事例では、最初から副業の話をされるケースはそれほど多くありません。雑談や恋愛トークを重ね、信頼関係ができてから「実はいい話がある」と切り出されることが一般的です。
そのため、被害者側も「まさか勧誘目的だったとは思わなかった」と感じることが多くあります。
恋愛感情や好意が絡むことで、通常なら警戒するような話でも受け入れてしまいやすくなるのです。
よくある「稼げる話」の内容
マッチングアプリ経由で持ちかけられる話には、一定の傾向があります。代表的なのは、SNS運用、副業スクール、FXや暗号資産投資、自動売買ツール、ネットショップ運営などです。
いずれの場合も、「初心者でも簡単」「スマホだけでできる」「自由な生活が手に入る」といった言葉で勧誘されることが多いです。
しかし、実際には高額な契約や借入が必要になるケースも多く、当初の説明とは全然ちがいます。
「自分も成功している」という説明
勧誘者は、「自分もこの副業で成功している」「人生が変わった」と説明することがあります。SNS上で豪華な生活を見せるケースも少なくありません。
しかし、その収益が本当に副業によるものかは分からない場合もあります。また、リスクや失敗例を隠しているケースもあります。
成功しているように見えることと、誰でも成功できることは全く別です。
「一緒に頑張ろう」が危険な理由
マッチングアプリ経由の勧誘では、「一緒に頑張ろう」「二人で自由な生活を目指そう」といった言葉が使われることもあります。
これは、単なるビジネス勧誘ではなく、感情的な結びつきを利用した勧誘です。相手との関係を壊したくないという気持ちが働き、冷静な判断が難しくなります。
恋愛感情とお金の話が混ざったときは、特に注意が必要です。
借入を勧められるケースも多い
実務上非常に多いのが、「最初は投資だから借金してでもやるべき」と説明されるケースです。クレジットカードの分割払いや消費者金融を利用させることもあります。
「すぐ回収できる」「みんな最初は借りている」と説明されることがありますが、収益が保証されているわけではありません。
副業や投資のために借入を強く勧められた場合は、もう走り去りましょう。
詐欺と断定できないケースもある
マッチングアプリ経由のトラブルでは、刑法上の詐欺と断定するのが難しいケースもあります。実際に教材やサービスが提供されている場合、詐欺認定のハードルは高くなります。
しかし、詐欺と断定できなくても、契約取消や返金請求が可能な場合があります。重要なのは、契約時の説明内容や勧誘方法です。
「詐欺かどうか」だけで判断しないことが重要です。
消費者契約法が問題になるケース
例えば、「必ず稼げる」「誰でも成功する」といった断定的な説明があった場合、消費者契約法上の問題が生じる可能性があります。
また、重要なリスクや失敗の可能性が説明されていなかった場合も、消費者が誤認して契約したと評価されることがあります。
契約時のLINEやDMのやり取りは、重要な証拠になります。
マッチングアプリ経由トラブルでまずやるべきこと
不安を感じた場合は、まず証拠を保存してください。LINE、DM、送金履歴、広告ページ、契約書など、残っているものは全て重要です。
- LINEやDMのやり取り
- 振込履歴やカード明細
- 副業や投資の説明資料
後から削除されるケースもあるため、早めの保存が重要です。
「恋愛だったのか詐欺的な行為だったのか」で悩む必要はない
相談者の中には、「自分が恋愛感情を持っていたから悪いのでは」と自分を責める方もいます。しかし、信頼関係や好意を利用した勧誘は、まさにそこが問題になります。
恋愛感情があったこと自体で、法的主張が不利になるわけではありません。むしろ、その関係性を利用して判断を歪めた点が重要視されることもあります。
自分を責める必要はありません。
まとめ|恋愛感情とお金の話が混ざったら要注意
マッチングアプリ経由の「稼げる話」は、恋愛感情や信頼関係を利用することで、通常よりも警戒心を下げる特徴があります。
副業や投資そのものが違法というわけではありません。しかし、「誰でも簡単に」「借金してでもやるべき」といった説明がある場合は注意が必要です。
違和感を覚えたら、まずは、お気軽にご相談ください。髙山司法書士事務所では、マッチングアプリ経由の副業・投資トラブルについても多数相談を受けています。
今回はこんなところでほなっ!こざかしい日常に戻ります😗

