こんにちは!司法書士の髙山です!いやー暑くなってきましたね😞暑いとボーッとして便座を敷き忘れて便器に落下する危険が増すので注意してます😕さて本題に😕「マッチングアプリで知り合った人から『営業の仕事を紹介できる』と言われた」「経営者を名乗る人から将来の夢や目標について聞かれ、副業の話になった」──このような相談がここのところ増えています。実際に、消費者庁も、マッチングアプリをきっかけとして「営業の仕事」を紹介され、高額なコンサルティング契約や借入れにつながるトラブルについて注意喚起を行っています。今回は、マッチングアプリ経由の「営業の仕事」に関するトラブルの特徴と、注意すべきポイントについて、司法書士の視点から解説します。
マッチングアプリがきっかけになるトラブルが増えている
本来、マッチングアプリは恋愛や出会いを目的とするサービスです。しかし、その性質を利用して副業や投資への勧誘が行われるケースが少なくありません。
特に近年は、「営業の仕事を紹介できる」「成功している経営者を紹介する」「将来のためになる」といった形で接触し、最終的に高額な契約へ誘導する事例が問題となっています。
相手に好意や信頼感を抱いた状態で話を聞くため、通常よりも警戒心が低くなってしまう傾向があります。
最初から副業の話をしてくるわけではない
実際の相談では、最初から「副業をやりませんか」と勧誘されることはあまりありません。
趣味や恋愛の話から始まり、徐々に「将来どうなりたいのか」「夢はあるのか」といった戯けた夢者語りの話になり、「自分も昔は苦労していたが、恩人のおかげで成功できた」といったふざけた成功体験を語られることがあります。
人間関係ができた後に副業の話になるため、被害者自身も「まさか勧誘だとは思わなかった」と感じることが少なくありません。
「営業の仕事を紹介する」という言葉に注意
「営業の仕事を紹介できる」「契約が取れれば高収入になる」などと言われると、普通の仕事の紹介のように聞こえます。
しかし、実際には高額なコンサルティング契約やサポート契約を締結しなければ仕事ができないと説明されるケースがあります。
「仕事をするために高額な費用が必要」という時点で、一度立ち止まって考える必要があります。
「すぐに元が取れる」という説明は危険
このような勧誘では、「すぐに元が取れる」「一件契約が取れれば回収できる」「誰でも成功する」といった説明がされることがあります。
しかし、収入は将来の不確実なものであり、必ず得られるものではありません。営業の仕事にしろ、本人の能力に左右されるものです。成功事例だけを見せられても、自分も同じように成功できる保証はありません。
「絶対」「確実」「誰でも」といった言葉が出てきたときは、特に慎重になるべきです。
借入れを勧められるケースもある
相談の中で非常に多いのが、「お金は消費者金融で借りればいい」「収入ですぐ返済できるから問題ない」と説明されるケースです。
しかし、将来の収入は保証されているものではありません。もし思うように契約が取れなかった場合、借金だけが残ってしまう可能性があります。
副業やビジネスを始めるために借金を勧められた場合は、一度冷静になって考えることが大切です。
最終的には自分が勧誘する側になることもある
こうした副業の中には、契約後に「営業の仕事」として、自分自身がマッチングアプリを使って新しい人を勧誘するよう指導されるケースもあります。
つまり、自分が被害者だったにもかかわらず、知らないうちに他人を勧誘する立場になってしまう危険があります。
「営業の仕事」と聞くと一般的な会社員の営業をイメージするかもしれませんが、実態は全く異なる場合もあるため注意が必要です。
「経営者」や「成功者」の存在で安心してしまう
「すごい経営者を紹介する」「成功している人の話を聞けば人生が変わる」などと言われることもあります。
しかし、肩書きや成功談があるからといって、そのビジネス自体が安全であるとは限りません。
人は、権威のある人や成功者の話を聞くと安心しやすい傾向があります。しかし、本当に確認すべきなのは、その人がどれだけ成功しているかではなく、ビジネスの仕組みや契約内容です。
詐欺と断定できないケースも少なくない
こうしたトラブルでは、刑法上の詐欺と断定することが難しいケースもあります。
実際にコンサルティングやサポートが提供されている場合、刑事事件として扱われないことも珍しくありません。
しかし、詐欺と断定できないからといって、返金請求ができないという意味ではありません。
クーリングオフや契約取消しが認められる場合もある
勧誘方法や契約内容によっては、特定商取引法によるクーリングオフや、消費者契約法による取消しが認められるケースがあります。
また、契約時の説明内容によっては、「必ず稼げる」「すぐ回収できる」といった断定的な説明が問題となることもあります。
「契約してしまったからもう終わり」と考える必要はありません。
すでに契約してしまった場合にやるべきこと
少しでも不安を感じているのであれば、まずは証拠を保存することが重要です。
- LINEやDMのやり取り
- 契約書や説明資料
- 振込履歴やクレジットカード明細
これらは後から返金請求を行う際にあるといいです。
また、自己判断で諦めてしまう前に、一度状況を整理することが大切です。
「自分が悪かった」と思い込まないことが大切
相談者の中には、「簡単に信じてしまった自分が悪い」「欲を出した自分が悪い」と自分を責める方も少なくありません。
しかし、信頼関係や恋愛感情、将来への不安や希望を利用した勧誘は非常に巧妙です。
実際に、多くの人が同じような手口によって契約をしてしまっています。必要以上に自分を責める必要はありません。
まとめ|マッチングアプリで「営業の仕事」を紹介されたら慎重に判断を
マッチングアプリを利用した副業トラブルは年々増加しており、消費者庁も注意喚起を行っています。
特に、「営業の仕事を紹介する」「成功している経営者を紹介する」「借金してもすぐ回収できる」といった説明があった場合は注意が必要です。
恋愛感情や信頼関係ができた後に話を持ちかけられるため、冷静な判断が難しくなることもあります。
少しでも違和感を覚えた場合や、すでに契約してしまって不安を感じている場合は、一人で抱え込まず、早めに状況を整理することが大切です。
髙山司法書士事務所では、副業詐欺や高額スクールトラブルに関するご相談を多数取り扱っています。まずはお気軽にご連絡ください。
今回はこんなところでほなっ!皆様も便座の敷きわすれにはご注意ください😞

