こんにちは!司法書士の髙山です!ゲリラ豪雨にやられるのが癖になっている日々を過ごしております😞さて本題へ😕「副業を始めたものの全く稼げなかった」「『返金保証』があると言われて契約したのに、返金条件を満たしていないと言われた」──このような相談は非常に多く寄せられています。副業や高額スクールでは、「返金保証」「キャッシュバック制度」を大きくアピールして契約を勧めるケースがあります。しかし、実際に返金を求めると、「条件を満たしていないため返金できません」と断られることも少なくありません。今回は、副業の返金条件を満たせなかった場合でも返金を求められる可能性があるのかについて、司法書士の視点から解説します。
返金保証があるから安心とは限らない
副業や高額スクールの広告では、「返金保証付き」「成果が出なければ返金」といった言葉が使われることがあります。
これだけを見ると、「もし失敗してもお金は戻ってくる!うっひょー!」と安心して契約してしまう方も少なくありません。
しかし、実際には細かな返金条件が設定されており、その条件を理由に返金を断られるケースが数多くあります。
返金条件にはどのようなものがあるのか
返金保証には様々な条件が付いています。
例えば、「毎日決められた作業を行うこと」「課題をすべて提出すること」「一定期間サービスを利用すること」「一定以上の売上を達成すること」などです。
一見すると合理的に見える条件でも、実際には非常に達成が難しい内容になっていることがあります。
条件を満たせなかったからといって終わりではない
返金条件を満たしていないという理由だけで、「絶対に返金できない」と決まるわけではありません。
重要なのは、その条件が契約前にどのように説明されていたか、また、その条件自体が合理的な内容だったかという点です。
契約時の説明と実際の契約内容に違いがあれば、法的に返金を求めることができる可能性があります。
契約時に返金条件を十分説明されていたか
例えば、契約前には「成果が出なければ返金できます」とだけ説明され、実際には細かな条件が存在していたというケースがあります。
返金制度を契約の決め手としていたにもかかわらず、その重要な条件について十分な説明がされていなかった場合には、契約の有効性が問題になることがあります。
返金条件は、契約を判断するうえで重要な情報の一つです。
達成が極めて難しい条件の場合
返金条件の中には、実際にはほとんど達成できないような内容になっているケースもあります。
例えば、「毎日一日も欠かさず作業を続ける」「一度でもサポートを利用しなければ対象外」「数十万円の売上を達成すること」など、現実的とは言い難い条件が設定されていることがあります。
このような条件が最初から返金をさせないためだけに設けられているのであれば、法的に問題になる場合が多いにあります。
「努力不足だから返金できない」と言われるケース
業者から、「あなたの努力が足りなかった」「もっと頑張れば結果が出たはず」と説明されることもあります。
もちろん、副業には一定の努力が必要です。しかし、契約時には「初心者でも簡単」「誰でも再現できる」と説明されていたのであれば、後から努力不足だけを理由に返金を拒否することが妥当なのかは別問題です。
契約前の説明内容は非常に重要になります。
消費者契約法が問題になるケース
契約時に、「誰でも稼げる」「確実に回収できる」といった説明がされていた場合には、消費者契約法による取消しが問題となることがあります。
また、返金条件について重要な説明が行われていなかった場合も、契約締結時の判断に影響を与えた可能性があります。
返金条件だけを見るのではなく、契約までの経緯全体を見ることが大切です。
契約書だけで判断してはいけない
「契約書に返金条件が書いてあるから仕方ない」と考える方もいます。
しかし、契約書だけで全てが決まるわけではありません。
契約前の広告、LINEのやり取り、Zoomでの説明なども、契約内容を判断する重要な資料になります。
返金を求めるために準備しておきたいもの
返金交渉を行う場合には、契約時の状況が分かる資料をできるだけ保存しておくことが重要です。
- 広告や募集ページのスクリーンショット
- LINEやメールのやり取り
- 契約書や利用規約
- 支払い履歴
「返金保証」の説明がどのようにされていたかを示す資料は、特に重要になります。
自己判断で諦めないことが大切
相談者の中には、「返金条件を満たしていないから無理ですよね」と最初から諦めている方も少なくありません。
しかし、実際には契約時の説明内容や返金条件の設定方法によって、返金交渉が可能になるケースもあります。
返金条件だけを見て諦めるのではなく、契約全体を見直すことが重要です。
まとめ|返金条件を満たしていなくても返金できる可能性はある
副業や高額スクールの返金保証は、条件を満たしていないという理由だけで直ちに終わりになるわけではありません。
返金条件が適切に説明されていたのか、その条件が合理的だったのか、契約時にどのような勧誘が行われたのかなど、様々な事情を総合的に判断する必要があります。
「条件を満たしていないからもう無理だ」と自己判断で諦める前に、一度契約内容や勧誘経緯を整理することをおすすめします。
髙山司法書士事務所では、副業詐欺や高額スクール、情報商材などの返金・解約に関するご相談を多数取り扱っています。返金保証を理由に断られてしまった場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
今回はこんなところでほなっ!皆様もゲリラ豪雨にはお気を付けください。

